No.25

 楽友会通信 2006/2/25 指笛楽友会発行

2006指笛楽友会活動開始    

ラインサンプル4

 1月9日成人の日に恒例の新年会を田村先生宅で開催しました。田村先生ご夫妻はじめ24名の方が集い、中村倫二氏の進行により全員がひと言ずつ新年の挨拶や今年の抱負を述べたり、近況報告を行ったりなど賑やかなひと時を過ごしました。先生ご夫妻は会員の皆さんとのこうした機会をたいへん楽しみに又大切にしていらっしゃるそうです。これからもぜひ毎月の25の会にご参加願います。
 それにつけても楽友会員の実力は向上しているのに年々高齢化し、このままでは敬老楽友会になってしまうのではという冗談もとびました。トップが92歳シンガリガは入会したばかりの31歳、会の運営を担う役員全員がほぼ6,70歳代という事実は重く受け止めなければならないでしょう。様々な音楽表現が展開されるこの世の中で、若い人々に指笛音楽の魅力をどう伝えていくかは重要な課題ですね。まずは若者たちの心を捉える演奏力が望まれますが、他にいろいろな要因を考えなければならないでしょう。
 昨年、沖縄本島で「指笛王国おきなわ」という王国が設立されました。その趣旨の一つは沖縄では指笛を吹けない若者が増えていて、このままでは歌や踊りの中で指笛を巧みに用いる沖縄の伝統文化を守れなくなるのではないかと懸念したことにあります。もう一つは指笛でメロディーを奏でられるということを沖縄の人が指笛のホームページを通じて知り、楽友会の会員から田村式の演奏法を教わってマスターしたことが契機になっているようです。
 王国では今盛んに沖縄式・田村式指笛の普及活動を始め、王国への入会者がどんどん増え指笛をふける人が育ってきているそうです。若者へのアプローチについて何か学べるものがあればと期待しています。因みに王国の王様の名は垣花譲二氏、王様に指笛をお教えしたのは吉田重雄氏です。詳細はホームページ「指笛王国おきなわ」をご覧下さい。お二人にはいつかこうした経緯について語って頂きたいと思っています。

(斎藤)

 

 

お便り拝見 竹中速雄さんから大三・静海先生への手紙

 

 前略、昨日は大変楽しい新年会をありがとうございました。田村先生静海先生を中心とした指笛楽友会の皆様の絆の深さや楽しい人柄に触れるにつけ、この会の方々に生かされてきたのだなという実感でいっぱいです。帰る道々、ああ自分はこんなすばらしい会に入ることができ、活動してこられたんだと感謝の念でいっぱいでした。本当にありがとうございました。
 田村先生のお体の具合も回復されているようで何よりです。ただ生意気なようですが、静海先生のお体が大変心配です。どうぞあまり無理をなさらず、ご自愛いただければと思います。
 新年に当たり、静海先生からいただいた「選ばれし人」という思いを胸に刻み、新しい気持ちで活動にも取り組みたいと思います。
 寒さが続きますが、ご自愛ください。 お礼まで

(この手紙は1月10日に投函されたものです。静海先生が深く感動され楽友会通信にどうでしょうと相談くださったものです。竹中さんの了解得て掲載させて頂きました)

CD制作 アメリカで腕試し

           青森県 塩谷彰宏

「お父さん、赤ちゃん生まれたよ。」「双子のかわいい赤ちゃんだよ。いつ見に来てくれるの?」と私のパソコンに、シアトルに住んでいる娘からメールが届いた。
 このことがきっかけで、3年ぶりにアメリカへいくことになった。今回の旅はニューヨーク3泊、シアトル3泊、サンフランシスコ3泊の9泊10日に決めた。

……3年前、ニューヨークに行ったとき、こんな出来事があった。
 アパートメントスタイルのホテルを世話してくれたのはニューヨークで音楽の専門学校の先生をしている西川さんという人であった。
 娘の結婚式の披露宴に演奏する予定の曲「アメージンググレイス」を指笛で演奏し、聴いてもらったら、すぐに、「行きましょう」と私をにぎやかな通りに連れて行ってくれた。あちらの交差点の近くでは、バイオリニストが、こちらの広場ではドラマーが路上で演奏している。ストリートミュージシャンだ。
「ここが有名なブロードウェイです。」と、西川さんは私に言った。
ここで、指笛を演奏してください。」と西川さんは私に言った。
 そして、「多くの人は流れていくでしょう。でも、もしあなたの演奏に心惹かれる人がいればきいてくれるかも知れません」と。私は言われるままに「アメージンググレイス」を演奏した。
 始めのうちは、ただ、人は通り過ぎていったが、しばらくすると1人2人と止まり始めた。そして、だんだん人が増えはじめ、かなりな人数になり、演奏後、大きな拍手をもらった。さらに、西川さんが置いた帽子に人々はお金を入れた。
 初めての経験で本当に驚いた。そのお金を持って、西川さんと飲みに行った。ビールを飲みながら西川さんは言った。ニューヨークでは、音楽大学の学生さんが、自分の腕を試すために、ストリートミュージシャンをやる人も多いんですよと。さらに、ニューヨークでは、大きなテロがあったので「アメージンググレース」が癒しの曲という意味で良かったのかも知れないと。
 次の日、一人で街を歩いていたら、若者が2人、一人は、ギター、もう一人はケーナを持って、路上で演奏し、かれらは、自分たちのCDを売っていた。どこの国から来たのと聞いてみたら、南米ボリビアから来たそうだ。CDはよく売れていた。
 私は思った。今度、ニューヨークに来る機会があれば、必ず指笛のCDを作って持ってこようと。・・・
 あれから3年。チャンスは意外に早くやってきた。私はCD制作にとりかかった。著作権の問題もあり、ジャスラックで1曲1曲著作権フリーの曲を選曲した。やりたい曲の多くには著作権の問題があり、結局残ったのは、その曲が作られてから50年以上経過している「ドレミの歌」「グリーンスリーブス」「赤とんぼ」「ふるさと」などの15曲だ。スタジオ借用、オペレーター依頼、ピアノ演奏者依頼等をクリアーし、何とか間に合わせた。
 ニューヨークではブロードウェイ、タイムズスクエアー、セントラルパークのあたりで、サンフランシスコでは観光地、フィッシャーマン・ワーフ等でストリートミュージシャンを体験した。
 自分のCDの中にある曲では「グリーンスリーブス」「ふるさと」「さくら」自分のCDにはないが、「アメージンググレイス」「涙そうそう」「花」などの曲にアメリカの多くの人が立ち止まってくれたようだ。
 CD制作費はまだもとを取っていない。生きているうちにいろいろな国へ行って「人の心に響く」ストリートミュージシャンに挑戦してみたいと思う。

(上記原稿に添えてお手紙がありました。塩谷さんの活躍ぶりを示すもう一つの事が書かれていましたのでその部分をご紹介させていただきます。)…… 私、現在青森県レクリエーション協会会長をしており、今年の9月16日(土)〜18日(月・祝日)まで全国レクリエーション大会引き受けました。今、6つの専門部会を立ち上げ、25000人のお客様をお迎えする準備をしているところでございます。(中略) 昨年9月には、全国レクリエーション大会東京大会がありましたので、都庁、東京体育館、オリンピックセンター等へ青森県のスタッフ約50名と視察に行きました。
 その際、都庁の最上階で開催されたパーティーの席や都庁広場のイベントの中、オリンピックセンターでのリレーステージ等で、全国からおいでになった皆様へ向けて、指笛を吹く機会がありました。
 今年の青森大会の中でも是非演奏したいと考えています。(後略)

(同じ日東京で、青森大会の成功を祈りつつ、指笛音楽72周年記念発表会も頑張ります。)

《お知らせ》 ◇塩谷さんの上記マイCDの注文は塩谷さんまで◇昨年の指笛音楽71周年記念発表会のビデオをご希望の方は藤好真也さんにご相談ください。いずれも制作送料負担があります。◇今年度の事業として、一昨年作製した伴奏用CDの中で演奏の難しい曲に初心者の参考用に指笛の演奏を合わせたものをつくろうということになりました。

 イタリア・トリノオリンピック 日本女子フィギュアグループ大健闘 指笛で祝福だ!!!金メダルありがとう!!!

指笛楽友会事務局